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大学院理工学研究科 特任教員の募集

慶應義塾大学理工学部情報工学科 山中研究室では、下記のとおり教員を募集しております。

募集要項に関しましては、以下をご覧ください。

大学院理工学研究科 特任教員(特任教授もしくは特任准教授)の募集(広くネットワーク、プロトコル等の知識を有する者)

大学院理工学研究科 特任教員(特任助教もしくは特任講師)の募集(自動運転およびその制御技術、ネットワークに興味のある者)

山中教授がIEEE ICNCでインバイト講演を行いました

ICNCは、情報学を中心としたネットワーク、アプリケーションに関する400名規模の大きな会議である。今回は、リソースプールという考えを世界で先行して提案、実現しており世界中に光ネットワークに接続されたリソースを自由に組み合わせる可能性を示した。M2Mは、その組み合わせをダイナミックにかつ自由に作ることが課題であるが、電力制御やIoTデータといったデータを、どのように、且つ、最も効率よく発見することが最大の課題であった。山中教授らは、LSI,FPGA,CPUといったデバイスを、Sea of resourceとしてまずモジュールとして配置する。光のインターコネクションは、距離と帯域の制限を緩和するので、ネットワークのつながったこれらリソースを自由に組み合わせる方法を実現した。次に、それらのモジュール上で実現しているサービスもリソースプールとして扱い、自由に組み合わせることに成功した。

アラクサラネットワークスの次世代のルータに実装し連携実験を行った。アラクサラのルータは、世界最高速クラスの200Gでこの自由なリソースプールを実現した画期的なものである。(新聞発表 20171215日刊工業新聞33面

論文タイトル:Optically interconnected resource pool architecture for future backbone network with service scalability

著者:Naoaki Yamanaka, Satoru Okamoto, Kodai Yarita, Kazuo Sugai, and Takayuki Muranaka*(Keio University, *Alaxala Netwroks

研究室にて

表彰盾

【報道発表】2017年12月15日“通信方式・機能任意に再構成”[日刊工業新聞]

山中直明教授らは、アラクサラネットワークスと共同で、通信サービスの 需要に合わせ、通信方式や機能を任意に変更できるハードウエア技術を開発した。これは、リソースプールという考えで、光ネットワーク により接続されたリコンフィグ(再構成可能)デバイスを自由に組み合わせることによりスケーラビリティを持った、自由な機能をネット ワーク内で実現できる。イメージとしては、埼玉にある機能を、横浜のスイッチシステムにマウントして使う。埼玉の機能は、関東中のス イッチでシェアできるために経済化が図れるというものである。ちょうど、ドロップボックスのハードディスクは自分のPCにはないが、 自由に使えようなものである。試作機では毎秒200ギガビット(ギガは10億)の処理性能を達成。柔軟性を持つアーキテクチャーとし ては世界最高という。処理性能を毎秒400ギガビットに倍増できる見通しで、早期製品化を目指す。通信サービスが多様化する中、将来 の需要変動にかかる導入コスト削減につながる。

20171215日刊工業新聞33面

山中先生がIEEE(米国電気学会)から2017年の特別功労賞を受賞しました

山中先生は30年以上にわたって、ネットワーク、とりわけスイッチとルータの研究開発を行い、初期の映像分配システムから固定長パケットのATM、MPLS、さらにそれを拡張したGMPLSの先駆的研究を行い、近年は光ネットワークに関して数多くの研究を行っている。
特に、フラッグシップ国際会議であるHPSR(IEEE High-performance Switching and Routing)のファウンダーであり昨年のGeneral Chairとして開催したことを高く評価された。

表彰盾

研究室にて

山中先生が慶應塾生新聞(2017年10月14日掲載)に取り上げられました

慶応義塾唯一の公認新聞「慶應塾生新聞」の、“いま、平成に生きる”シリーズ第7回に『急速に発展する科学技術-その中でどう生きるか』というタイトルで掲載されました。
交通事故は自動運転により1/100,1/1000と減少するにもかかわらず、簡単には導入が進まない点。ミスがあってはいけないが、エアバック事故で死亡した人数の一万倍の人がエアバックのおかげで助かったと言われる事実。また、AIで仕事が無くなるのか?と言った話題などを、文系の学生を含めて述べている。20171014_慶應塾生新聞

【山中先生が招待講演】「 P2P(ピアトゥピア)分散ネットワーク技術によるデマンド制御とその応用」という題名で、8月21日エネルギーのディジタル化の未来シンポジュームで講演します

エネルギーデジタル化の未来

次世代の電力網は分散型でホームゲートウェイ等を通して、多くの電気機器が接続される。小さく多くのものがダイナミックに変化するので、P2P技術を使いローカルに分散協調し、かつ相互に取引が可能なセキュア―でスケーラブルなシステムを研究しており、またその応用として、IoTのデータの取引等について述べる。

修士課程2年の伊佐治君の論文が, 電子情報通信学会の「未来を切り拓く若手論文特集」に採録されました

修士課程2年の伊佐治君の論文が, 電子情報通信学会の「未来を切り拓く若手論文特集」に採録されました.
論文については以下の通りです.

タイトル
光メトロ・アクセス統合型ネットワーク向け光アドホックネットワーク

著者
伊佐治 義大,佐藤 丈博,岡本 聡,山中 直明,大木 英司

概要
エラスティック光アグリゲーションネットワーク (EλAN) では,災害等によるネットワーク故障発生時にアクティブ型のOptical Distribution Network (ODN) により柔軟にアクセスパスを再構成し,他局舎のOptical Line Terminal (OLT) が Optical Network Unit (ONU) を再収容することで,接続性を回復するリストレーションが期待されている.しかし,多数の局舎が機能停止するような大規模災害時においては,OLTとONU間の距離制限によりアクセスパスが確立不可となる課題がある.そこで本論文では,上記の課題を解決するためのONU救済技術として,光アドホックネットワークを提案する.そしてONU救済率を評価するために提案方式をモデル化し,ONU救済率の解析式を導出する.災害環境を考慮した故障率を設定し,数値計算によりONU接続保持率を算出した.結果,東日本大震災を想定したONU接続保持率ではリストレーションと比較し最大で約35.7%のONU接続保持率の向上が期待できることが示された.