東陽テクニカの渡邉社長他幹部6名の方々が慶應にいらっしゃいました

年度末の多忙な中、
日本を代表する測定器メーカの東陽テクニカの社長以下6名の幹部の方が訪問されました。

慶應大学のGCOEにおける人材育成プログラムや
最先端のハプティクス技術(大西研)、プラスチックファイバ(小池研)および
山中研のクラウドコンピューティング、光アクセス技術、レイヤ2スイッチ技術を見学され、
夕方まで熱心に調査されました。

ありがとうございました。

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B4の高橋君が中西奨励賞を受賞しました。

B4の高橋君が卒業研究において、中西奨励賞を受賞しました。
中西奨励賞とは、卒業研究において独創的な研究をした人に送られる賞です。
なお、発表した卒業研究発表のタイトルは以下の通りです。
「太陽追跡型データセンタにおける 仮想マシン移行先スケジューリング方式の検討」

 

M1の丸川くん、山田くん、B4の佐藤くんがPN研究会に参加しました

M1の丸川くん,山田くん,B4の佐藤くんが、3月に石垣島で開催されたPN研究会に参加し、発表を行いました。

発表者,タイトルは以下のとおりです。

著者:丸川純平,山田翔太,寺澤緑,清水翔,石井大介,岡本聡,山中直明
タイトル:次世代広域イーサネットにおける大容量データ伝送に向けた複数経路探索手法の一検討
あらまし:現在の広域イーサネットにおいては,VLANパスを確立する際に確保可能な帯域がリンク(波長)の帯域に制限されてしまう.この制限を打破するためには,End-to-Endでの複数パス経路のアグリゲーションが必要となる.本研究では,複数パス経路のアグリゲーションにより仮想的な大容量データ伝送を実現する次世代広域イーサネットにおいて,経路間での遅延差を考慮した複数パス経路の同時発見を実現するために,拡張イーサネットフレームフラッディング手法に基づいた経路発見手法を提案する.また,本アルゴリズムをソフトウェアスイッチに実装し,発見した複数経路における遅延時間を評価した結果を報告する.

著者:山田翔太,丸川純平, 石井大介, 岡本聡, 山中直明
タイトル:インテリジェントクラウドネットワークにおけるGMPLSを用いた並列伝送方式の検討
あらまし:クラウドネットワークの登場により,データセンタ間における高速な通信が必要となっている.しかし従来のインターネットを介した通信では,帯域幅が不十分であるという問題点がある.そこで我々は,安価な専用線を複数使用し並列伝送を行うことにより擬似的に広帯域なWANを構築するインテリジェントクラウドネットワークの提案を行っている.本稿では,GMPLSを用いて並列経路のパス確立を行う並列伝送システムを提案する.本システムをソフトウェアスイッチに実装し,End-to-Endの実効帯域測定による並列伝送の評価およびパス確立完了までの所要時間の計測を行う.

著者:佐藤丈博,丸川純平, 石井大介, 岡本聡, 山中直明
タイトル:アクティブ光アクセスネットワークにおける2系統の光ツリーによるプロテクション方式
あらまし:我々は,PON(Passive Optical Network)に代わる次世代光アクセスネットワークとして,収容加入者数の増加と伝送距離の伸長を目的とした,光スイッチを用いる新たなアクティブ型光アクセスネットワークActiON(Active Optical Network)を提案している.本研究では,ActiONの信頼性向上手法として,2系統のActiONの相互接続によるプロテクション方式を提案し,稼働率および設備コストについて評価を行った.