電子情報通信学会東京支部の方へ

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電子情報通信学会東京支部会員各位

このたびの東日本巨大地震の被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。

東京支部の会員の方も、少なからず影響を受け、もちろん家族やお知り合いが
災害に会われたり、困難や不便を感じていることと思い重ねてお見舞い申し上げ
ます。
計画されていた学生大会の中止を始め、総合大会も中止になり現在は学会活動はほぼ
麻痺した状況となりました。
未曾有の事態ではありますが、東京支部を代表いたしましてお詫び申しあげます。

しかし、一方、東北支部のメンバーのみではなく、多くの方々が現在も大きな困
難にあります。
われわれは、停電や交通機関の不便こそあれ、はるかにいい状況にいます。
東北の方々をお支えするとともに、今後、日本の経済や科学に対するインパクトは
想像を絶すると思います。われわれは、短期的な対応と合わせて、中長期的にも
必死に取り組まなければいけません。

原発での作業や、復興の現場、行政の現場も不眠不休の全力で取り組んでいるかと
思います。 不満や不平を言っているだけではなく、われわれ科学者として
事実を直視し、一方でやみくもに不安をあおることには一線を引き、前向きに日
本の未曾有の危機
を乗り越えるリーダシップをわれわれが発揮していきましょう。BBCの報道に
は、日本人の技術者や
設備をこのような状況になったにもかかわらず、よくやっていると擁護する報道
もあるそうです。
科学技術に携わる者として背筋が伸びる気持ちです。 これは、政府の対応にま
かせる問題ではなく、
われわれ日本の科学技術に携わる者に対するチャレンジです。

電子情報通信学会東京支部 がんばりましょう

東京支部長 山中直明

ps できることを協力しましょう
参考 日本赤十字 クレジットカードで簡単に義援金ができます
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