「第7回かわさきサイエンスチャレンジ」で科学教室を開講しました

8月21日(土)、22日(日)に川崎市の溝の口で開催された「第7回かわさきサイエンスチャレンジ」で、山中研究室は科学教室「科学と親しむ楽しい一日」を開講しました!

7月の出前科学教室に引き続き、一般社団法人ディレクトフォースと共同で光糸電話、墨流し、瞬間冷却パックの三種類の実験授業をワークショップ形式で行いました。

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(A) グラハムベルがやった光糸電話を作ってみよう(山中研究室)
100円ショップで購入できる部材を利用して、懐中電灯の光による糸電話を作り、実験を通して通信の原理を学びます。コップを切ったり、電卓を分解してソーラーパネルを取ったり、半田付けをしたりとたくさんの作業をがんばって取り組んでいました。その分、光で声が伝えることができると、喜びが大きく、実験を楽しんでくれていました。実験には失敗はつきもので、一度ではうまくいかなかったり、なかには土曜にうまくいかず、日曜にリベンジにきた子もいましたが、そういうことも含めて今回の実験が子供たちにとっていい体験になってくれたらと思います。山中研メンバー総動員でしたが、追いつかず日本女子大学の小川先生、学生にもスタッフのボランティアをしていただきました。ありがとうございました。
参加人数(概算):21(土) 80名、22(日) 70名

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(B) 墨流しを体験してみよう(ディレクトフォース)
水に墨を落とすと、膜ができる原理を使って模様を作ります。日本の伝統芸能「墨流し」を作り、界面科学の基礎「ぬれ」と「はじき」を学びました。水の上にいろんな色の絵の具を落として、思い思いのカラフルな墨絵を描きながら実験を楽しんでいました。
参加人数(概算):21(土) 160名、22(日) 100名

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(C) 瞬間冷却パックを作ってみよう(ディレクトフォース)
尿素を材料に冷却パックを作ってもらいながら、「溶解」と「冷却」という現象を学びます。
一瞬にしてパックが冷たくなる現象にみんなびっくりしていました!涼が感じられるおみやげは暑い夏にぴったりの実験でした。
参加人数(概算):21(土) 160名、22(日) 100名

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参加してくださった子供たち、保護者の方々ありがとうございました!今回のイベントを機会に科学への興味を広げていただけたら幸いです。

次回は、9月25日(土)に新川崎K2キャンパスで開催される科学イベント「科学とあそぶ幸せな一日」で科学教室を開きます。是非ご参加ください。