電気新聞電子版(2010年6月21日)に「電力版の“Google”を」というインタビュー記事が掲載されました

「オバマ米大統領は、スマートグリッドを『次のARPAネットである』と位置づけています。ARPAネットとは米国防総省が導入したコンピューターネット ワークで、インターネットの原型になったと言われています。スマートグリッドには、インターネットのように大きな可能性があるということです。今後 5~10年は間違いなく、スマートグリッドが世界の産業界の主戦場になるでしょう。それは、単に送配電の技術や太陽光発電設備などハード面だけの話ではな くて、それを使ったビジネスやサービスも含まれます」

そこで、EVNOをベースとして新しい仮想電力会社がインタネットのISPのように電力を自由に供給すると、電力のサービスを考えて、たとえば電力をインバースオークションするようなビジネスを考える人がいる。さらに、電力の供給時間を制御したり(蓄電)、それをネットワークしたりGRID、それを強大なセンターとしたり(クラウド)、さらにトレードする市場が成熟したり、夢が広がります。ぜひ、考えていきたいものです。