日刊工業新聞10面(4/16)のスマートグリッドR&Dに関する記事で山中研のEVNOが取り上げられました

4月16日の日刊工業新聞10面のスマートグリッドR&Dというコーナー記事で、山中研究室のEVNOが取り上げられました。
EVNOとは、電力会社のサービスを発電サービスと送電サービスに分離して、送電設備を持たないエネルギー会社を作る構想です。通信で MVNO(Mobile Virtual Network Operator)があり、安価な回線や、複数回線を借りてそれを小分けする等の手段により、サービスを作っています。その発想を電力網にも応用するものです。たとえば、複数のエネファームと契約して、夏の繁忙期に高い料金でエネルギーを売ると、ネットワークで接続された新しい仮想発電所のような働きをします。このことにより、自宅だけで使っていたエネファームが、サービスとして他の人に貸せますので減価償却がすすみ、投資意欲が向上し、普及に弾みがつきます。世界で最も構成ので進んでいる日本のグリッドネットワークを使って、新しいサービスを考えるのは、世界競争力の中で重要です。

日刊工業新聞(2010年4月16日10面)【パスワードにより保護されています】