慶應義塾大学山中研究室、日立製作所、NICTがアクティブ型の10ギガビット/秒光アクセスシステムの開発に成功し、報道発表されました

株式会社日立製作所と慶應義塾大学山中直明教授は、家庭用光ファイバ通信サービス(FTTH)向けに、現在用いられている通信方式(PON)と比べ、通信距離が2倍の40km、収容できる加入者数は4倍の128となる、アクティブ型の10ギガビット/秒光アクセスシステム(以下、アクティブ光アクセスシステム)の開発に成功しました。将来、アクティブ光アクセスシステムを従来のPONと並存する形で、適材適所に導入することにより、FTTHのより広範な地域への展開など、光ファイバ通信サービスのさらなる普及に貢献することが期待されます。

本成果の一部は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT) が進めるフォトニックネットワーク技術に関する研究開発の一環として、日立と慶應義塾大学が共同でNICTから受託した委託研究「集積化アクティブ光アクセスシステムの研究開発」によって得られたものです。

慶應義塾プレスリリース(2010年4月2日)