ワシントンD.C.で開催された国際会議MPLS/SDN 2013に出展しました

山中研究室は、11月17日(日)-20日(水)にワシントンD.C.で開催されたMPLS/SDN 2013に出展しました。
本年度は、Elastic Lambda Aggregation Network (EλAN)Energy Efficient and Enhanced-type Data Centric Network (E3-DCN)の2つのプロジェクトについて、研究成果をデモンストレーションおよびポスターにて発表しました。

デモンストレーションの概要は以下の通りです。

L-OLT Live Migration Realized by Network Functions Virtualization

次世代光メトロ・アクセス融合型ネットワークであるEλANでは、Optical Line Terminal (OLT)およびOptical Network Unit (ONU)の機能が仮想化され、単一の物理OLT/ONUでプロトコルや要求QoSの異なる様々なサービスに対応する。
今回は、サービスごとの論理OLT (Logical OLT: L-OLT)を異なる物理OLT間においてライブマイグレーションさせる技術のデモンストレーションを行った。
L-OLTのマイグレーションに応じて仮想レイヤ2ネットワークおよびOptical Distribution Network (ODN)が協調的にルートを再構成することにより、マイグレーション先の物理OLTを経由し加入者へサービス提供が継続される。
本技術の応用により、複数局舎間でのトラヒックの集約・分散や、大規模障害発生時の他局舎からの加入者の再収容といったメリットが期待される。

poster_1.jpg
poster_2.jpg
poster_3.jpg
MPLS2013_DEMO