D2の徳橋くんとM1の島田君がPN研究会において発表を行いました。

M1の島田君が、11月7-8日に和歌山大学で行われたフォトニックネットワーク研究会(PN)で発表を行いました。

発表者、タイトルは以下のとおりです

Authors:徳橋和将 石井大介 岡本聡 山中直明
Title:Energy Saving Optical Access Network based on Hybrid Passive/Active Architecture
Abstract:本論文では、ハイブリッドパッシブ/アクティブアーキテクチャを用いた省エネルギー光アクセスネットワークを提案する.本提案ではナノ秒クラスの切替速度を持つ導波路型光スイッチの使用を想定し、ネットワーク負荷が低いときには、スイッチングにより少数の OLT にいくつかの PON ツリーを集約する.したがって、いくつかのOLT のパワーオフが可能なため消費電力の削減が見込める.さらにその際に、ONU 間の公平性を改善可能である.またスイッチを用いるため、OLT や光ファイバに対するスイッチングによるプロテクションが導入しやすいことも特徴である.我々はパッシブおよびアクティブシステムの利点を合わせた柔軟なネットワークの実現を狙っている。

Authors:島田悠司 佐藤丈博 徳橋和将 石井大介 山口正泰 岡本聡 山中直明
Title:アクティブ光アクセスネットワークにおけるPLZT光スイッチを用いたマルチキャストシステムの検討
Abstract: 我々は次世代光アクセスネットワークとして,光スプリッタに代わり超高速光スイッチを使用した,アクティブ型光アクセスネットワーク(ActiON:Active Optical Network)を提案している.光スイッチは所望の方路へ光信号をスイッチングすることに加え,中間電圧を印加することで 2 つの方路へのマルチキャスト送信が可能である.本稿では,光スイッチにおいて印加する電圧を変化させることで光パワーを可変に分配するシステムに関して検討を行う.