竹中平蔵先生にインタビューにいきました

慶應のG-SEC所長の竹中平蔵先生に、リーディング大学院で取り組んでいる「超成熟社会発展のサイエンス」についてintなビューに行きました。
韓国と日本の違いから
・超成熟社会は、日本が世界に先駆けて経験、チャレンジすることになるが、
マーケットがどんどんあとからやってくるので「課題先進国のメリット」ともいえる
・日本は”too confirtable, to change”であり、競争力がない
・韓国は切羽詰って高校の教育を全て英語でやって数十人はアイビーリーグに出
すことをしている。(競争力が非常に高く)日本では考えられない。
・三木谷さんが提案したことだが、国家公務員試験にTOEFLをいれることで、民
間主要会社が採用し、つづいて大学が大学入試に、そして高校と英語試験を導入
する流れになる、インパクトがでてくる。
・ボーリングとおなじ。センターピンを倒すこと。センターピンの特徴は、わか
りやすいということと、倒れると何かが起こるぞというわくわく感がある。小泉
総理がやった郵政改革はまさにそれ。何かを変えようと思うと全部を変えなくて
はいけないが、全部は変えられないので最初の一つが何かを考えるのが最も重要
な戦略。
・超成熟社会の最初の一つピンは、むずかしいが、やっぱり「競争」ですよ。高
齢者がもっと自己実現のために働ける環境をつくることだとおもう。
・平均寿命にあわせて、80歳までみんな働くマインドセットをもつ、そのために
は年金も平均寿命に合わせて80歳まで出さないことも考えられる。それにふさわ
しい工夫が出てきて、新しい賃金体系、雇用体系が出来上がる。そして退職した
人がアジアの諸外国で働く。やりがいのある生き方、人間のとしてハッピーと思う。
・企業や個人なりが新しいライフスタイルを提供していく。新しいライフスタイ
ルがキーワードだと思う。新しいライフスタイルが出来たら、新しい産業がうまれる
・難しいトピックであるが、考えるチャンスを与えてくれてありがたい

をお教えいただきました。また、われわれのEVNOを説明して、電力ネットワークに競争を入れたいといったら、「とても大切なことですね」
「面白いです」とお褒めをいただきました。現在の電力行政等、大変に興味深い情報もいただきました