M2の石川君が1月に行われた研究会で並列リコンフィギャラブルプロセッサに関する発表をしました

菊田君が, 1月に行われた研究会で発表しました.
研究会と発表者, タイトルは以下のとおりです

1月16, 17日 リコンフィギャラブルシステム研究会 @慶應義塾大学 (神奈川)

著者: 石川浩行・清水翔・荒川豊・山中直明・斯波康祐
タイトル: 並列リコンフィギャラブルプロセッサDAPDNA-2を用いた集合被覆問題の高速解法
あらまし: 高速広帯域ネットワークの発展を背景に普及した,大容量の映像を配信するためのサービスにおいては,ユーザがオリジナルサーバからのみコンテンツをダウンロードした場合,オリジナルサーバの負荷が大きくなる.一方,オリジナルサーバ以外にもコンテンツを分散させる手法が提案されているが,コンテンツレプリカの最適配置計算は集合被覆問題に帰着され,NP 困難である.そのためネットワーク規模が膨大になると,ソフトウェアで処理することは難しい.本研究では,レプリカ配置の全組合せを複数グループに最適分割してパイプライン処理を行う集合被覆問題の高速解法を提案する.IPFlex社が開発した並列リコンフィギャラブルプロセッサDAPDNA-2の評価ボードに実装し,特性評価の結果,動作クロック数が17倍のIntel Pentium 4と比較して実行時間が40倍以上改善することから,提案方式の有効性を示す.

M1の菊田君が12月に行われた研究会でGMPLSによるイーサネットの制御に関する発表をしました.

菊田君が,12月に行われた研究会で発表しました.
研究会と発表者,タイトルは以下のとおりです

12月20,21日PN研究会@千葉大学(千葉)

著者: 菊田洸, 石井大介, 岡本聡, 山中直明 (慶大)
タイトル: GMPLSによるギガビット広域イーサネット網の制御実験
あらまし: 本研究では,次世代伝送ネットワークをを想定し,GMPLS制御によるギガビット広域イーサネット網を実装した.VLANタグによりスイッチングが行われるこのネットワークでは,同一ファイバ/ポート内に複数パス(L2LSP)が確立できるという特徴を持つ一方で,L2 LSP 確立の度にネットワーク上のVLAN を適切に制御する必要がある.今回の実装では広域イーサネット網において重要となるVLAN の設定をGMPLS により制御した.その結果,動的なパスの確立および切断が可能であることを確認した.