慶應義塾大学山中研究室は、大阪府堺市およびiGRID株式会社と連携研究協定を締結し、実証実験を開始しました。
本研究では、太陽光発電による余剰電力を堺市内の施設で利用する際のリアルタイム・トレーサビリティに関する実証に取り組みます。
山中研究室は2010年から、EVNO(Energy Virtual Network Operator)の研究、実証を行い、慶應義塾大学テクノモール等で、実際の小型太陽光パネルを用いて、デモを行っておりました。
EVNOは、電力GRID上にオーバーレイさせる形で、発電と需要のペアを通信のVPNのように複数スライスさせます。そのオーバレイスライス内で、発電量と需要量を同時同量でマッチングさせるものです。マッチングは、距離やポリシー(優先したい場所:野菜で言う産地指定のような考え)で、各個人が選べ、マッチングにもとずき仮想送電を行います。これにより、地産地消や発電エネルギーの種別等に用るカラーリング(付加価値)の可能性を作りました。
今回の協定は、オンサイトPPA(需要の場所に発電も有する:ホームセンターやスーパーの屋上に太陽光パネルを設置し、自家消費を行うと同時に、余剰電力を活用する)であるiGRD社がSDGsつまりグリーン電力や、地域内エネルギー自給に強い政策ポリシーのある堺市が、自施設にいわば余剰グリーン電力を利用するPoCを世界で初めて行うものです。
このEVNO制御には、詳細未公開ですがブロックチェーンの国内スタートアップのDigitalPlatformer社と、慶應義塾、iGRIDが共同開発したものを用いています。
アイ・グリッド【プレスリリース】
https://igrid.co.jp/2026/06/03/release20260603/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000043561.html
堺市【プレスリリース】
https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/koho/hodo/hodoteikyoshiryo/kakohodo/r8/r806/080603_01.html
デジタルプラットフォーマー株式会社
XRPLを活用したRWAプラットフォームの実証実験を開始|XRPLでグリーン電力証書化