K2キャンパスで山中研究室協力のもと皆既日食の中継イベントを行いました

2009年7月22日、日本では46年ぶりとなる皆既日食が観察されました。
それに伴い、K2キャンパスにおいて、科学に触れるよい機会ということで、地域の小
学生向けに皆既日食の中継イベントを開催しました。

DMC(慶應義塾大学デジタルメディアコンテンツ総合研究機構)の協力の下、「武漢」
「上海」「奄美大島」「硫黄島」の4地点からの“映像”と4Kサイズの“静止画”を
山中研の機材をフル導入(ハイビジョンテレビ4台と巨大タイルディスプレイ)しマル
チモニタリング環境により各地点同時に鑑賞を行いました。

映像の転送は、IP9500という映像圧縮伝送装置を用い、リアルタイムに圧縮した映像
をDMCから慶應のネットワークを通して転送を行いました。

当日は、153人の小学生がK2キャンパスに集まりました。
皆既日食についての説明を聞いた後、ディスプレイにリアルタイムに映し出される皆既日食の映像に、子供たちの目は釘付けになり、大歓声が起こっていました。
さらに、山中研の学生による大盛り上がりの科学クイズ大会、研究室見学も行われ、子供たちにとっては終始、楽しく科学と触れ合う貴重な体験となったことと思います。
「ありがとうございました!!」と帰っていく子供たちの笑顔が輝いていました。