次世代の電力網は分散型でホームゲートウェイ等を通して、多くの電気機器が接続される。小さく多くのものがダイナミックに変化するので、P2P技術を使いローカルに分散協調し、かつ相互に取引が可能なセキュア―でスケーラブルなシステムを研究しており、またその応用として、IoTのデータの取引等について述べる。
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修士課程2年の伊佐治君の論文が, 電子情報通信学会の「未来を切り拓く若手論文特集」に採録されました
修士課程2年の伊佐治君の論文が, 電子情報通信学会の「未来を切り拓く若手論文特集」に採録されました.
論文については以下の通りです.
タイトル
光メトロ・アクセス統合型ネットワーク向け光アドホックネットワーク
著者
伊佐治 義大,佐藤 丈博,岡本 聡,山中 直明,大木 英司
概要
エラスティック光アグリゲーションネットワーク (EλAN) では,災害等によるネットワーク故障発生時にアクティブ型のOptical Distribution Network (ODN) により柔軟にアクセスパスを再構成し,他局舎のOptical Line Terminal (OLT) が Optical Network Unit (ONU) を再収容することで,接続性を回復するリストレーションが期待されている.しかし,多数の局舎が機能停止するような大規模災害時においては,OLTとONU間の距離制限によりアクセスパスが確立不可となる課題がある.そこで本論文では,上記の課題を解決するためのONU救済技術として,光アドホックネットワークを提案する.そしてONU救済率を評価するために提案方式をモデル化し,ONU救済率の解析式を導出する.災害環境を考慮した故障率を設定し,数値計算によりONU接続保持率を算出した.結果,東日本大震災を想定したONU接続保持率ではリストレーションと比較し最大で約35.7%のONU接続保持率の向上が期待できることが示された.
修士課程2年の伊佐治君が第13回PN研学生ワークショップでプレゼン賞を受賞しました
修士課程2年の伊佐治君が第13回PN研学生ワークショップでプレゼン賞を受賞しました.
PN研学生ワークショップではこれから研究を深めていく学生の方々に研究の面白さ,学会参加の意義と楽しさを味わってもらい,同時に他の研究者とじっくりと議論をする機会を設け,また運営,企画についても学生が主体的に行い,若手研究者の育成を主な目的とするというものです.
伊佐治君
OPTRONICS2017年2月号に山中研の成果が掲載
光技術コーディネートジャーナルOPTRONICSの2017年2月号に、慶應テクノモールの記事が掲載され、その中で山中研究室のHOLST(省電力データセンターネットワーク)が紹介されました
【報道発表】2016年12月14日 “ 光ネットで機器制御” [日刊工業新聞](山中研究室)
12/16 テクノモール開催 ー【日刊工業新聞】
【報道発表】2016年7月15日 「産学連携の今後」として山中先生のコラムが掲載されました [日刊工業新聞]
ロボ、日米間で遠隔制御。米テキサス大学などと協力して産業用を実証実験。
次世代光アグリゲーションネットワークとエッジコンピューティングの連携による産業用ロボットの日米間での遠隔制御デモンストレーションの実施がプレスリリースに掲載されました
[プレスリリース]
次世代光アグリゲーションネットワークとエッジコンピューティングの連携による産業用ロボットの日米間での遠隔制御デモンストレーションを実施(6/15-17)
慶應義塾大学理工学部情報工学科の山中直明教授の研究グループは、米国テキサス大学ダラス校と協力し、自らGeneral Chairを務める国際学術会議International Conference on IP + Optical Network 2016 (iPOP2016)において、メインイベントとなるデモンストレーションを実施します。
詳細はこちらのページをご覧ください
2016年6月10日の日刊工業新聞にも掲載されました。記事はこちらです
山中研究室がデータセンターの省電力化に日本の代表プロジェクトとして取り組むことになりました
山中研究室は、サンロゼのスタートアップベンチャと共同で、データセンターネットワークを大幅に省エネにする技術を開発しNEDOのファンドに採択され実用化を進めることになりました。
慶應義塾の技術と、最新のデバイスを組み合わせ、世界のデータセンターテクノロジに挑戦します。