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修士課程2年平尾さんの論文が電子情報通信学会特集号に採録されました

修士課程2年平尾さんの省電力ネットワークMiDORiに関する論文が電子情報通信学会の通信技術の
革新を担う学生論文特集号に採録されました.

論文については以下の通りです.
タイトル:省電力ネットワークMiDORiにおけるPoint to Multi-point対応ルーチング高速計算手法
著者:平尾明子,竹下秀俊,岡本聡,大木英司,山中直明
概要:ネットワークのトラヒック量の増大に伴い,ネットワークの消費電力量が急増し,消費電力の削減が急務となっている.
また,ネットワークのリソースを有効に活用するために多対多接続サービス実現への要求が増加している.
本論文では,ネットワーク中のトラヒックを特定リンクに集約することで,空となった未使用リンクをスリープ状態にし,
ネットワーク全体の消費電力を削減するMiDORiネットワーク技術における多対多対応ルーチング手法としてSuperPosed Minimum Spanning Tree (SPMST)アルゴリズムを提案する.
提案アルゴリズムは,多対多接続MiDORiネットワークにおける要求条件である,高い省電力性実現,
20秒以内での100ノード以上かつ,1000マルチキャストグループ以上対応の計算実行を満たす.
計算機シミュレーションにより,提案するアルゴリズムの省電力性・計算時間・マルチキャストグループ収容数の有効性を示すとともに,
MiDORiネットワークのプロトタイプシステムにおける提案アルゴリズムの有効性を検証した.

ワシントンD.C.で11月17日からに開催される国際会議MPLS/SDN2013に出展します

山中研究室は、11月17日(日)-20日(水)に開催されるMPLS/SDN2013@Washington D.C.に出展します。

本年度は、
「Elastic Lambda Aggregation Network (EλAN)」と
「Energy Efficeint and Enhanced-type Data Centric Network (E3-DCN)」
の2つのテーマについて、研究成果をデモンストレーション及びポスターにて発表いたします。

M1の今村君、丸一君の論文が国際会議IEEE HTC 2013に採択されました。

“M1今村君のスマートグリッドに関する論文” Distributed Demand Scheduling Method to Reduce Energy Cost in Smart Grid ”とM1丸一君のスマートグリッドに関する論文” Distributed Control Method for Micro Combined Heat and Power System on Logical Token-Ring Model in Real-Time Pricing”が国際会議IEEE HTC 2013に採択されました。

IEEE HTC (Humanitarian Technology Conference) は世界的な国際会議で、本年は日本の仙台市において8月26日(月)〜29日(木)の日程で開催されます。テーマは以下となっています。

HTとは。

HT (Humanitarian Technology): The technology to improve the life of the underserved or underprivileged people, who have not been receiving much benefit of the scientific and engineering development. The underserved/underprivileged people include those in developing countries, the physically challenged ones, those in disasters, and others in needs. The HT includes technologies related to electricity, health, education, disaster and many other areas.

スマートコミュニティJapan2013に出展、山中先生がワークショップでプレゼンされました。

コミュニテイ山中研究室は、5月29日(水)~31日(金)に東京ビックサイトで開催されたスマートコミュニティJapan2013のスマートグリッド展に出展しました。今回の展示では、EVNO-1とEVNO-2に所属する家庭の電力需給調整について、電気料金、電力需要のピーク比較デモを実施しました。下の写真が山中研の展示ブースになります。

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スマートグリッド展のワークショップで山中先生が「ICTによるスマートネットワークの未来-EVNOが作る新エネルギービジネス-」と題し、プレゼンテーションを行いました。当日、93名の聴講者を迎え山中先生がプレゼンされました。下の写真がプレゼンの様子です。

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当日は、電力会社の方含め多くの方がお越しになり、用意したハンドアウト資料200部がなくなり、急遽50枚を追加コピーしました。

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iPOP2013に出展しました

山中研究室は、5月30日(木)〜31日(金)に大手町で開催されたiPOP2013にてデモ展示を行いました。

今回のデモ展示では、我々の研究プロジェクトの一つであるElastic Lambda Aggregation Network(EλAN)を発表しました。
デモでは一つの物理OLTに2つの論理的なOLTを作成し、異なるサービスを一つの物理OLTで提供している様子を展示しました。

当日は国内外から沢山の方々がお越しになりました。

また、本年度のShowcase「Software-Defined “IP+Transport” Network (SDTN) for Service/Slice Selection」にも参加させていただきました。
山中研究室からは、Adapterを介して通常のL2スイッチをOpenFlow対応にした装置を出展させていただきました。

お客様からいただいた多くのアドバイスを、これからの研究の参考にさせていただきます。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました!

【報道発表】電気新聞5月28日に山中研のEVNO制御技術が掲載されました。

EVNOのユーザ間のベストエネルギーマッチングで、ポリシーベースを複数のEVNOに導入してそれぞれのEVNOでそれぞれのポリシーで最適エネルギーマッチングの実験に成功しました。これは、M2M技術に基づき、各消費源のリソースと、各発電リソースをEVNOオペレータのポリシー(ルール)でマッチングさせることを狙っています。シンプルなプロトコルで1000世帯の需給マッチングに成功しました。