Beyond 5G 時代に向けた、新しい光ネットワーク運用コンセプト実験に成功し、プレスリリースされました

Beyond 5G時代に向けた、新しい光ネットワーク運用コンセプト実験に成功-超多並列光伝送時代をみすえた、故障予測に基づく自律的な耐障害性向上運用に前進-

慶應義塾大学理工学部の山中直明教授は、現在サービス中の5Gの次の世代(Beyond 5G)への適用を目指した耐故障性に優れた次世代光ネットワークの研究を行っています。その研究の一環として、超多並列光伝送網を用いて自由自在に通信容量を割り当てる次世代イーサネットの耐障害性向上実験及び、故障予測に基づいて複数経路の通信経路をダイナミックに割り当てることで故障リスクが増大した光ネットワークにおいても通信容量の期待値を保持できるという新しい光ネットワーク運用コンセプトの実験に成功しました。これは、超多並列光伝送網上で複数の経路を確保可能になることと、機器の経年劣化による故障モデルに基づいて確率的に利用可能通信容量を求めることができることによります。

本研究成果は、12月10日(金)にオンラインで開催されるKEIO TECHNO-MALL 2021において実験デモを公開いたします。ぜひご取材ください。

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