「news」カテゴリーアーカイブ

慶應義塾大学M1の西村君が書いた論文が電子情報通信学会の最多ダウンロード賞を受賞しました

本論文は、実際に使っている5GHz帯のWiFI信号をアナログRoF(Radio over Fiber)で実験を行った、世界で初めてのデモです。

【論文要旨】

周波数が高くなると、無線は帯域が広くなる半面直進性が強くビル影や、ビル内の壁等が大きな障害となる。そのため、高機能な反射板(またサーフェース)が研究されているが、高価なこととビル内でドアがあると使えない等の制限がある。
そこで、アナログのまま光ファイバでアンテナ信号を伝送し、アンプのみでアンテナの延長を図るRoF技術がある。しかし、高周波のアナログ信号を、できるだけ大パワーで送るためファイバーの非線形性がネックである。そこで、慶應義塾は、ホロコアファイバ(コアが空気)を応用し、このアナログ光ファイバ伝送にチャレンジしている。

 

情報処理学会ホームページに会長声明が掲載されました

山中先生が電子情報通信学会で提言した会長声明に呼応する形で、情報処理学会からも会長声明(森本典繁会長)が出されました。

会長声明「学会を活用した高度技術人材の育成・活躍をめざして」

https://www.ipsj.or.jp/release/president_statement.html

「大きな流れになって欲しいと考えています」(山中先生談)

 

 

 

山中先生が取り組んでいる“大学院での努力が報われる社会を目指したJOB型の採用”がメディアで取り上げられました

電子情報通信学会主催のイベント「Advanced Research Track」がBusiness Insider Japan(経済メディア)に掲載されました。ポスターセッションでは活発な議論が行われました。

【専門性軽視の就活市場、日立ら大手も「疑問」の現実。学会らが模索する「研究を評価」する採用】
https://www.businessinsider.jp/article/2503-job-hunting-graduate-school-of-science-research/

電子情報通信学会では、国際会議での発表や、学会での表彰など、本当に修論を頑張った学生が社会から評価されることを目指しています。決して、その研究テーマを仕事として続けるわけではなくても、問題解決能力の高さを競い合います。

 

 

山中先生がプログラムオフィサーをしているASPIREの紹介ビデオができました

ASPIREは、世界のトップサークルを目指した活動で、“通信”は日本の強化7領域に新しく入りました。海外の超有名なPIと連携して、新しい分野を探索するためにTOPは1年で1億円、次世代は3000万円という高額を、それも主に物を買う研究費ではなくソフトパワーつまり交流や渡航に用いる極めてユニークな活動です。来年度以降も、日本の起死回生をかけて継続的に投資される予定です。

https://youtu.be/H3N67oIloPs?si=AcyIm0pPKHKwygCm

https://youtu.be/klwAEP35OQI?si=c8YBvA_ptsr6r9Fq

12月13日(金)慶應テクノモール開催(申し込み要)

≪来場者登録受付中!≫

KEIO TECHNO-MALL 2024(第25回慶應科学技術展)
「『実学』の原点-多彩な次代への架け橋」

- 12月13日(金)東京国際フォーラムにて開催

KEIO TECHNO-MALLは、慶應義塾大学理工学部・大学院理工学研究科の研究成果を広く発信し、共同研究や技術移転など、産官学連携のきっかけとなる出会いの場を提供するイベントです。
会場では、理工学部と大学院理工学研究科の研究成果のみならず、代表的な医工連携の研究成果や医学部、SFC(湘南藤沢キャンパス)、KMD(メディアデザイン研究科)の研究成果も含めて、実物および実演を中心とした展示で最新の研究成果を紹介するほか、産業界からゲストをお招きしてのシンポジウムセッションや、最先端の技術やインキュベーションの取り組みなどに関するショートプレゼンテーションを予定しています。
みなさまにお楽しみいただけますよう、今年も魅力的なコンテンツをご用意しています。
東京国際フォーラムにて、みなさまのご来場を心よりお待ちしています!

>>詳細は特設Webサイトをご覧ください。<<
https://www.kll.keio.ac.jp/ktm/

■開催概要
日 時: 2024年12月13日(金)10:00~18:00
会 場: 東京国際フォーラム 地下2階(ホールE2)
東京都千代田区丸の内3-5-1(JR有楽町駅より徒歩1分)
主 催: 慶應義塾先端科学技術研究センター(KLL)
(慶應義塾大学理工学部・大学院理工学研究科・医学部・慶應義塾大学病院)
後 援: 日刊工業新聞社
入場料: 無料(要事前登録)

■ご来場者登録
以下よりご登録をお願いします。
https://ktm2024.event-lab.jp/v4/registration/visitor/pre_form/KTM/V01?l=japanese
*当日、受付における混雑を避けるため、事前のご登録をお願いします。

■内容
詳細はこちらから→ https://www.kll.keio.ac.jp/ktm/

≪ 企 画 展 示 ≫
109の研究テーマによる現物展示やデモンストレーション、パネル展示にて、
研究者が自ら最新の研究成果や技術について説明を行い、直接議論していただけます。
理工学部・理工学研究科、医学部に加え、SFCやイノベーション推進本部からも出展します。
技術連携を検討されている企業関係者の方々に向けた連携相談窓口も設けます。

≪ メインイベント ≫
10:15~11:15 イベント1「知の創出 慶大-NECによる研究・教育イノベーション」
11:45~12:45 イベント2「慶應義塾シーズ/ニーズ医工連携紹介セミナー(第一部)」
13:15~14:30 イベント3「KLL-ONE 2024:学生ビジネスコンテスト」
15:00~16:10 イベント4「Keio-Fab クロストーク」
16:45~17:45 イベント5「AI創薬研究における産学連携のこれから」

≪ ショートプレゼンテーション ≫
11:20~11:40 ショートプレゼンテーション1
「量子コンピューティングとAIが拓く量子未来社会に向けて」
12:50~13:10 ショートプレゼンテーション2
「世界初の空孔コアファイバを実装した
慶應義塾未来光ネットワークオープン研究センター」
13:30~14:50 ショートプレゼンテーション特別企画Ⅰ
「慶應義塾シーズ/ニーズ医工連携紹介セミナー(第二部)」
15:10~15:55 ショートプレゼンテーション特別企画Ⅱ
「健康医療ベンチャー大賞×KEIO TECHNO-MALL
ヘルスケアスタートアップ ピッチセッション」
16:20~16:40 女子中高生向け企画「慶應義塾のKeiDGsと研究活動の紹介」
16:50~17:10 ショートプレゼンテーション3
「燃料電池の白金はどこまで減らせるか?:白金ナノクラスターの挑戦」
17:20~17:40 ショートプレゼンテーション4
「脱炭素型まちづくり支援プラットフォームの開発と応用」

※当日、やむを得ない事情により内容等を変更する場合がございます。

電子情報通信学会会長声明「大学・大学院生の教育機会を尊重した求人スタイルへの移行」ページのご案内

1dayインターンシップにより、大学院の研究への時間が減少し、企業も早期化で疲弊している現状を本気で改善しようという趣旨で声明を出しました。学会や研究室の日頃を見て就職を決めましょう。M1の夏では、インタビューも「アルバイトの経験やサークルの幹部」だそうです。米国のように「トップコンファレンスで就職が決まる」といった世界の方が、一生のためになると思います。

本ページでは、会長声明の趣旨に賛同いただける方の一覧や、
活動状況をご覧いただけます。

https://www.ieice.org/jpn_r/president/2024/statement_support.html

また、本声明にご賛同いただける方は、以下のリンクよりご署名をお願いいたします。
ご署名いただいた方のお名前は、希望される場合に限り、賛同者一覧に掲載
させていただきます。

https://forms.office.com/r/iNwsNNvyXw

多くの皆様からのご協力をお待ちしております。